『超入手困難 世界初【東寺百合文書 文永二年惣田数帳】1265年 国宝指定/ユネスコ世界記憶遺産に登録されている国宝級写本 八代国治旧蔵 東大』はセカイモンで8593f492から出品され、549の入札を集めて12月26日 16時 52分に、5599999999円で落札されました。即決価格は5599999999円でした。決済方法はに対応。埼玉県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
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【世界的に極稀な国宝級/東寺百合文書写本】
本商品は、国宝・ユネスコ世界記憶遺産に指定されている東寺百合文書の中の『文永二年惣田数帳』と言う、大変入手が困難な、歴史的な写本であります(時代的には江戸期)。
本商品は、線装本であり、91丁からなります(表紙・裏表紙を除いて)。
表紙に、黒毛筆で「東寺百合文書 ユ之部三十五号 四」「文永二年惣田数帳」と記載され、その脇に「大田文」と言うように朱筆書き入れが施されております。
「大田文」とは、中世日本とくに鎌倉時代に国単位で作成された国内の公領・荘園別の田地面積、所有関係などを記載した文書(土地台帳)であります。
本商品は、京都府立京都学・歴彩館が所蔵している東寺百合文書『若狭国惣田数帳案』と同内容であります(若狭国惣田数帳案と文永二年惣田数帳とは同一)。
と言うのも、京都府立京都学・歴彩館の東寺百合文書webにおいて、実際に若狭国惣田数帳案をご覧になると、「文永二年惣田数帳」と表記されておりますね。
今申し上げた「文永二年惣田数帳」は、本商品の文書名表記と全く同じと言うように、繰り返しますが、本商品は、『若狭国惣田数帳案』と同内容であります(若狭国惣田数帳案と文永二年惣田数帳とは同一)。
ところで、東寺百合文書は、奈良時代から江戸時代までの約3万通もの古文書群であります(主に中世)。
平安時代以降、一貫して京都の東寺に収められ、約900年以上に渡って、守り伝えられてきました。
東寺百合文書と言う名前の由来は、江戸前期の加賀藩主(5代目)であった前田綱紀が寄進した百合(100個)の桐箱と言われ、その桐箱は文書の保存に大きく貢献したわけです。
東寺が伝えてきた中世文書(広義の東寺文書)は、主に東寺(狭義の東寺文書)、京都府立京都学・歴彩館(東寺百合文書)、京都大学(教王護国寺文書)の3カ所に分かれて所蔵されております。
それらの中で量的に最も多い京都府立京都学・歴彩館所蔵のものが東寺百合文書であります。
広義の東寺文書は、江戸時代に入るまでは、革袋や様々な箱に入れられて保管されておりました。
前述したように、1685年(貞享2年)に加賀藩主(5代目)の前田綱紀が東寺文書の書き写し(写本制作)の際に、その謝礼として、文書の目録を作成し、かつ平仮名・カタカナそれぞれのいろは順と「京」の字が付けられた桐箱百合(100個)を制作・収納して、東寺に返還したと伝えられております。
この文書の桐箱が百合(100個)あったとされたことから、これらの文書を「東寺百合文書」と称するようになったわけです。
東寺百合文書の写本に関して、前田綱紀以外にも寛政年間に松平定信によって作られた写本や(いわゆる白河本)、文化年間に伴信友によって作られた写本(『東寺古文零聚』福井県小浜市立図書館蔵)など、近世において東寺百合文書の写本はいくつかあるわけです。
後述しますが、東大影写本が登場するまでは、こうした近世の写本が歴史研究において頻繁に使われていたようです。
明治時代に入り、1886年(明治19年)~1887年(明治20年)にかけて帝国大学臨時編年史編纂掛(現在の東京大学史料編纂所)と京都府が共同で行なった『大日本編年史』編纂事業の一環としての東寺百合文書の調査が行われました。
この調査により、今後の東寺百合文書の整理の基礎となる目録が作られ、それらは、すなわち京都府の『東寺古文書目録』、帝国大学臨時編年史編纂掛(現在の東京大学史料編纂所)において『史料蒐集目録』として結実したわけです。
帝国大学臨時編年史編纂掛(現在の東京大学史料編纂所)においては、この目録を基礎として、1902年(明治35年)から影写本の作成を始め、その頃東寺が収蔵していた一切の文書類について、439冊(東寺百合文書は413冊)の影写本を作成したわけです。
1907年(明治40年)頃には、それらは完成したと言われております。
影写本と言うのは、文書の上に薄い雁皮を置いて、書体・字配りなど文書と全く同じように写したもので、原本と寸分変わらないということから、歴史研究の史料として貴重なものであります。
東京大学史料編纂所には、全国の中世文書の90%以上の影写本が作成されて、いわばわが国における中世史研究の中心的役割を果たしております。
さらに、東京大学史料編纂所は『大日本古文書』を制作する際、その編纂のために、東寺百合文書の原物の一部が史料編纂所に貸し出されており、史料編纂所所員は研究者で唯一東寺百合文書の原物に触れる機会があったわけです。
歴史学者として著名な網野善彦氏も東大国史繋がりで原物を見たそうですよ。
東京大学史料編纂所が『大日本古文書』制作の中で、東寺百合文書ももちろん取り扱っておりましたが、東寺百合文書の全面的な目録作成が実施されたのは、東寺百合文書が京都府に買い上げられた後(1967年に京都府により買い上げられている)、すなわち京都府立京都学・歴彩館(当時は京都府立総合資料館)に移された後のことであり、この際にこれまで顧みられてこなかった約5,000通分も含めた目録の作り直し及び整理作業が実施され、1980年(昭和55年)までに『東寺百合文書目録』(全5巻)として発行されたわけです。
前述したように、1967年(昭和42年)に東寺百合文書は、京都府によって購入され、京都府立京都学・歴彩館(その当時は京都府立総合資料館)が東寺百合文書を整理し続け、目録を完成させて、1980年(昭和55年)についに東寺百合文書は全面公開に踏み切るわけです。
さらに、東寺百合文書は、1997年(平成9年)に国宝に指定され、2014年(平成26年)には全点デジタル画像をweb上で閲覧できる東寺百合文書webを公開し、2015年(平成27年)にはユネスコ世界記憶遺産に登録されます。
東寺百合文書は、日本のみならず世界にも、その文書の重要性・価値の高さを示したわけです。
東寺百合文書は、東寺の所領の経営に関する文書が長期的かつ継続的に保管されていることや、寺内の会議の議事録である「供僧評定引付」が大量に保管されていることなど、古代・中世を中心とした大寺院の運営の実態を政治・経済・社会・宗教など各分野からの分析を可能にする、特に歴史研究や美術史研究において大変貴重かつ重要な古文書群であります(特に日本の荘園研究には欠かせない資料的価値が極めて高い)。
東寺百合文書は、今でこそ、web上で原物を見ることができますが、以前は、原物に触れる機会がほとんどなかったために(厳重に管理されていた)、近世の写本だったり、東大影写本を活用していたわけです(写本そのものも極めて少ない)。
東寺百合文書は、かつては一般庶民が触れることは全くなかったほどに、秘匿性の高い、研究者泣かせの文書であったわけです。
さて、前置きが長くなりましたが、本商品は、国宝・ユネスコ世界記憶遺産に指定されている東寺百合文書の中の『文永二年惣田数帳』と言う、大変入手が困難な、歴史的な写本であります。
京都府立京都学・歴彩館の東寺百合文書webによると、正式の文書名は『若狭国惣田数帳案』、下記に詳細を記します。
文書名;若狭国惣田数帳案
函/番号;ユ函12
年月日;文永2年11月日
西暦;1265年
寸法(mm);縦260×横5725
【形態】続紙
【縦寸法】260【横寸法】5725
【単位】1通
【事書】注進(文永)二年実検田
【書止】右 実検惣田教并所当米員数如件
【内容分類】荘園所領支配
【地域分類】若狭国
【人名】公文所 田所
【地名】若狭国本荘 賀茂荘 賀斗荘 立石荘 織田荘 山西郷 山東郷 佐古荘 新荘 和田荘 *生荘 鳥羽荘 名田荘 前河荘 安賀荘 三宅荘 倉見荘 吉田荘 向笠荘 国富保 恒枝保 西郷 志万郷 永富保 藤井保 今重保 田井保 得吉保 長晴名 永富保 菅浜浦 玉景郷 杉若保 岩松名 西津荘 田井浦 津々見保 佐分郷 本郷 能登浦 東西郷 松永保 東郷 七郎丸名 織平名 武延名 開発保 国掌名 今富名 武成名 秋里名 青郷 重国名 栗田保 三方郷 常満保 犬丸名 千与次名 細工保 清貞名 正行名 光里名 御厩名 太郎保 宮河保 岡安名 利枝名 沢方名 雑色名 秋里名 相意名 安行名 吉未名 宮河保 新保
端的に言えば、若狭国惣田数帳案は、文永2年(1265年)に、東寺に伝来した若狭国一国の田地面積・年貢などを記載した古文書であるわけです(若狭国とは現在の福井県の南西部)。
繰り返しますが、京都府立京都学・歴彩館の東寺百合文書webにおいて、実際に若狭国惣田数帳案をご覧になるとわかりますように、「文永二年惣田数帳」と表記されておりますね。
今申し上げた「文永二年惣田数帳」は、本商品の文書名表記と全く同じです。
本商品は、若狭国惣田数帳案と同内容であります(若狭国惣田数帳案と文永二年惣田数帳とは同一)。
本商品は、線装本であり、91丁からなります(表紙・裏表紙を除いて)。
表紙に、黒毛筆で「東寺百合文書 ユ之部三十五号 四」「文永二年惣田数帳」と記載され、その脇に「大田文」と言うように朱筆書き入れが施されております。
ちなみに「大田文」とは、中世日本とくに鎌倉時代に国単位で作成された国内の公領・荘園別の田地面積、所有関係などを記載した文書(土地台帳)であります。
話を本商品に戻して、裏表紙左下に朱筆による花押があります(どなたの花押かは不明)。
中身に関して、黒毛筆による書き入れが中心で、所々に朱筆の書き入れもあります。
若狭国惣田数帳案(文永二年惣田数帳)の函/番号は、東寺百合文書webによれば、「ユ函12」になっておりますが、本商品は「ユ之部三十五号 四」になっております。
函は「ユ」で両方とも同じですが、番号に違いがあります。
本商品の「ユ之部三十五号 四」は、東大影写本(東大史料編纂所にある影写本)に付与されている記号/番号と一致しております。
東寺百合文書/ユ函/12/と言う分類番号は、東寺百合文書が1967年に京都府立京都学・歴彩館(その当時の京都府立総合資料館)に収蔵されて以降に付与されたものですから、東大史料編纂所が付与した分類番号とは、当然違ってくるわけです。
著名な歴史学者でアーカイブズ学の権威である上島有先生(摂南大学名誉教授、東寺百合文書に深く関わる)によると、東寺百合文書の中でも、明治二十年目録(東大史料編纂所と京都府による調査に基づいて)以前にすでに目録が出来上がっているものがあって、明治二十年目録は、それを踏襲したにすぎないものも中にはあるそうです。
本商品の「ユ之部三十五号 四」と言う分類番号に関して、前述した明治時代の帝国大学臨時編年史編纂掛(東大史料編纂所)と京都府との共同調査に基づく目録作成によって帝国大学臨時編年史編纂掛(東大史料編纂所)が独自に付与したのかは、正直わかりません。
前述した前田綱紀(17世紀)も文書の目録を作成し、かつ平仮名・カタカナそれぞれのいろは順と「京」の字が付けられた桐箱百合(100個)を制作・収納して、東寺に返還したとありますし、それ以後も文書の目録を作成しているとなると、帝国大学臨時編年史編纂掛(東大史料編纂所)が、江戸期の文書目録(分類番号)を踏襲した可能性もあります。
本商品の「ユ之部三十五号 四」と言う分類番号(文書番号)も江戸期のものを引き継いだ可能性があります。
本商品が、何となく東大史料編纂所と関わりがある商品と言うことは分かりましたが、何か釈然としないかもしれません。
実は、本商品は、東大史料編纂所に勤務されていた八代国治博士(東大以外にも国学院大学教授も兼任)の所蔵品であります(八代国治所蔵を意味する「高嶺文庫」の蔵印あり)。
本商品が東大史料編纂所と深い関わりがあることは後程解説致します。
ところで、本商品には、表紙を経て冒頭に「高嶺文庫」の蔵印があるのですが、その蔵印は何を意味するのか、不思議に思われるかもしれません。
歴史学者の坂口太郎氏(高野山大学文学部人間学科講師、東京大学史料編纂所共同研究員)のブログにおいて、「高嶺文庫」の蔵印に関して極めて重要な指摘をされているので、長くなりますが、ここで下記に引用させていただきます。
「わたくしは、八代恒治氏所蔵『集』所収「女房官品」の端に捺された「高嶺文庫」の蔵印を高嶺秀夫氏の蔵書印とするのは、正鵠を失した見解と考える。
では誰の蔵書印かというと、所蔵者の八代恒治氏が、かの八代国治博士の嗣子にあたる事実に注意すべきであろう。
八代国治博士は、旧姓の鈴木時代より「高嶺」の号を使用されていた。また、八代国治博士の旧蔵書の一部は、現在國學院大學図書館に所蔵されており、その一部に、くだんの「高嶺文庫」の印が捺されているのである。
このような理由から、わたくしは、「高嶺文庫」の蔵書印を八代国治博士の印と考えるが、ではこの「高嶺」が何に由来するのかというと、「八代国治君小伝」に「君は旧姓鈴木氏、高嶺と号す。千葉県市原郡戸田村高嶺の人、鈴木吉蔵の二男にして、明治六年一月二日を以て生れたり」と記すのが目を引く。
すなわち、八代国治博士の生地である「高根(たかね)」の地名に基づくものであろう。
これは、八代国治博士が、1900年に「蒙古碑考」(『歴史地理』第1巻第4号)という論攷を発表された際、「たかね」という筆名を用いたことからも、そう考えられるのである(読みやすくするために多少改訂)。」
今登場した八代国治博士(1873~1924)は、明治・大正期の歴史学者で、東京帝国大学史料編纂官と国学院大学教授を歴任しております(元は鈴木姓であったが、のちに八代家に養子に出された)。
また、八代国治博士は、長慶天皇在位の結論を出したことでよく知られております。
八代国治博士は国学院を卒業した後に、東京帝国大学文科大学史料編纂掛(現在の東京大学史料編纂所)に入所しております。
八代国治博士は、特に鎌倉時代がご専門で、本商品の文永二年惣田数帳も、1265年(文永2年)と言うように鎌倉時代の中期を示しております。
八代国治博士が鎌倉時代に関わる古文書に興味を示すのは当然であり、何らかの手段で本商品を手に入れたのでしょう。
さらに、面白いことに、本商品には、「史料編纂掛」(現在の東京大学史料編纂所)の用箋が1枚挟まっておりまして(もちろん本商品本体からは独立した形)、それには黒毛筆によるメモ書きの記載があります(「若狭」などの文字)。
このように、八代国治博士が東寺百合文書の調査に深く関わった東京帝国大学文科大学史料編纂掛(現在の東京大学史料編纂所)にお勤めになっていたこと、本商品に「史料編纂掛」の用箋が挟まっていたこと、さらに本商品には「高嶺文庫」の蔵印があることからも、史料編纂掛に関わる人物に所有者が絞られるわけであり、明らかに、本商品は八代国治博士の旧蔵品であることがわかります。
本商品は、東大史料編纂所と深い関わりがあり、八代国治博士の旧蔵品であることがわかりましたが、いつ頃の写本なのか疑問に思われるかもしれません。
本商品の状態に関しては、最後に詳しく触れますが、本商品は正直あまり状態がよくありません。
虫穴などによる破損がかなりあり、文字部分がその破損により欠落しているものもあります(全体の約3分の1程度ですが、欠落している部分はそれぞれのページではわずかです)。
こうしたコンディションを考慮に入れると、江戸時代に作成された写本と言えます。
もし、明治時代や大正時代の写本でしたら、間違いなく、ここまで劣化は激しくありません。
明治・大正期の文書や古書などで、ここまで劣化の激しいものは見たことがありません。
よって、本商品は、江戸時代に作成された写本と思われます。
ただし、誰が原本から写して写本を作成したのかはわかりません(裏表紙にある花押が誰のものか不明)。
東寺百合文書に直接アクセスできる、ごく限られた人物が写本作成に関わったことは間違いありません(東寺の宝蔵は相当厳重だったようで、前述した江戸期の伴信友もなかなか調査させてもらえなくて嘆いていた話もあるぐらいですから(伴信友はのちに写本を作成)、それだけ東寺百合文書にアクセスするのが難しかったわけです)。
ちなみに、本商品に関して、国立国会図書館、国内の美術館や博物館と繋がっている美術図書館横断検索、日本国内の大学図書館と繋がっているCiNii Books、国立公文書館、世界中の図書館・博物館・美術館と繋がっているworldcat、国立公文書館アジア歴史資料センター、国際日本文化研究センター、日本古典籍総合目録データベースで検索してみると、所蔵状況は以下の通りです(日本古典籍総合目録データベースで検索すると出てきます、ちなみに「東寺百合文書」で検索した結果です)。
【原本】京都府立京都学・歴彩館
【写本】国会(白河本、一八八冊)、内閣(白河本、六四冊)、京大(イ‐シの部等、一八〇冊)、東大(巻一七四・一七五・二冊)、東大史料(い‐京の部・イ‐セの部、東寺蔵本写四一三冊)、神宮(大正写、東大寺文書等と合二冊)(一冊)、早大図荻野、佐賀県図鍋島
【複】〔活〕大日本古文書東寺文書(い‐をの部)
さらに、日本古文書ユニオンカタログ(東京大学史料編纂所ホームページ内)において、『若狭国惣田数帳案』(本商品の別称)で検索すると(https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/sda/w21/20140314013991.html)、史料群として4件表示されております。
それらは、東大史料編纂所の影写本と京都府立京都学・歴彩館の原本も含みます(その他は『若狭国太良荘史料集成』、『鎌倉遺文』)。
すなわち、本商品『文永二年惣田数帳』(『若狭国惣田数帳案』)と同一のもの、もしくはそれを取り扱っているものは、京都府立京都学・歴彩館の原本、東大史料編纂所の影写本、『若狭国太良荘史料集成』(2001年)、『鎌倉遺文』(1971年~1997年)のみになります。
繰り返しますが、東寺百合文書の原本は、今現在、京都府立京都学・歴彩館が所有しております。
東寺百合文書の写本は、上記のように、国立国会図書館(白河本)・東大史料編纂所(影写本)など、世界中でもごくわずかです(本商品『文永二年惣田数帳』(『若狭国惣田数帳案』)と同一のものは、恐らく国立国会図書館には所蔵されておらず、ネット上では東大史料編纂所の影写本か、京都府立京都学・歴彩館の東寺百合文書WEBでしかご覧になる事ができません)。
繰り返しますが、京都府立京都学・歴彩館 東寺百合文書WEBにおいて(ネット上で)、原本をご覧になることができます(https://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=13924)。
また、国立国会図書館のデジタルコレクションにおいては(ネット上で)、東寺百合文書の写本、いわゆる白河本をご覧になることができます(ただし、本商品『文永二年惣田数帳』(『若狭国惣田数帳案』)と同一のものは、恐らく白河本には含まれておらず、国立国会図書館には所蔵されていないはずです)。
東大史料編纂所のホームページ内において東寺百合文書影写本(本商品と同一の『文永二年惣田数帳』(『若狭国惣田数帳案』)をネット上でご覧になれます(https://clioimg.hi.u-tokyo.ac.jp/viewer/view/idata/300/3071.62/2/376/00000001?m=all&f=00000002%2C00000003%2C00000004%2C00000005%2C00000006%2C00000007%2C00000008%2C00000009%2C00000010%2C00000011%2C00000012%2C00000013%2C00000014%2C00000015%2C00000016%2C00000017%2C00000018%2C00000019%2C00000020%2C00000021%2C00000022%2C00000023%2C00000024%2C00000025%2C00000026%2C00000027%2C00000028%2C00000029%2C00000030%2C00000031%2C00000032%2C00000033%2C00000034%2C00000035%2C00000036%2C00000037%2C00000038%2C00000039%2C00000040%2C00000041%2C00000042%2C00000043%2C00000044%2C00000045%2C00000046%2C00000047%2C00000048%2C00000049%2C00000050%2C00000051%2C00000052%2C00000053%2C00000054%2C00000055%2C00000056%2C00000057%2C00000058%2C00000059%2C00000060%2C00000061%2C00000062%2C00000063%2C00000064%2C00000065%2C00000066%2C00000067%2C00000068%2C00000069%2C00000070%2C00000071%2C00000072%2C00000073%2C00000074%2C00000075%2C00000076%2C00000077%2C00000078%2C00000079%2C00000080%2C00000081%2C00000082%2C00000083%2C00000084%2C00000085%2C00000086%2C00000087%2C00000088%2C00000089%2C00000090%2C00000091%2C00000092%2C00000093%2C00000094%2C00000095%2C00000096&n=20)。
本商品「文永二年惣田数帳」(若狭国惣田数帳案)は、膨大な数の東寺百合文書の中でも一際(ひときわ)異彩を放つ、若狭国一国の田地面積/年貢などを示す、中世における荘園の状況などを把握する上で大変重要な古文書であります(その当時の日本人と土地との結びつきがよくわかる)。
本商品はヤフオクはおろか世界初出品になります。
確かに、東寺百合文書WEB(原本)や東大史料編纂所の東大影写本をネット上でご覧になることができますから、それで満足と言う方もおられるでしょうし、わざわざ落札する必要もないと言うお考えもあることでしょう。
しかしながら、数百年の時を経た東寺百合文書写本の独特の雰囲気は格別であり、使われている紙や筆書きの文字など、筆舌に尽くしがたいほどの経年感や何らかの息吹を感じ取ることができますし、何物にも替えがたいものがあります。
本商品の良さは、本商品を実際に手にしたあなたにしかわからないことでしょう。
本商品を含めた東寺百合文書の写本は、我が国における膨大な数の古文書の中でも、直接目にすることに関して(直接原本や写本に触れる)、最もアクセスが難しいでしょうし(ネットでのアクセスは除く)、写本自体も極めて少ないですから、天文学的に入手が難しいでしょう(我が国におけるあらゆる古文書の中でも最も入手が難しい)。
今回の出品は奇跡ですし、まさに一期一会の出会いになることでしょう。
前述した上島有先生が(摂南大学名誉教授、東寺百合文書に深く関わる)、東寺百合文書を含めた東寺文書はまさに「わが国古文書の王者」とおっしゃっているぐらいですから、本商品も我が国における古文書の最高峰であると断言できます。
本商品は、随分昔に古書/骨董/古美術を扱っているお店で購入し、長年、大切に保管しておりましたが、ここ最近いろいろと整理しているために、今回出品させていただきました。
【本商品を落札する意味】
何度も申し上げるように、本商品は世界的に見てもほとんど現存していない、世界に1つしかないような極めて珍しい、歴史的な意味を持つ、東寺百合文書写本なので、今回このような値段設定に致しました。
安い値段だと、傾向として、あまり大切にしないでしょうし、忘れ去られることでしょう。
逆に超高額だと、思い入れがあって大切なものとして取り扱うでしょうし、一生涯のコレクションとして大事に保存することでしょう(私としては意識レベルの高い方に落札していただきたいので、この値段設定に致しました)。
2017年11月15日にレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」(救世主)がニューヨークのクリスティーズ・オークションにおいて美術作品の過去最高額となる4億5000万ドル(約505)で落札されましたが、本商品もまた、比類なき伝統を踏まえた歴史性・唯一無二な希少性・文化の影響度などからして、前述したダ・ヴィンチの作品に匹敵するくらいの価値を有するものであります。
我々が、歴史的事実に背くことなく、末代までこの歴史的真実を伝える義務があるでしょうし、この歴史的産物(本商品)は永遠に残すべきです。
繰り返しますが、東寺百合文書写本と言う、歴史的な意味を持つ商品であります。
こうした唯一無二な希少性や、政治・文化の影響力などを考慮した上、歴史的にも大変重みのある写本と言うことで、この値段設定に致しました。
ところで、我々は物を買うときに何を優先するでしょうか?
値段の高低や、機能性、信頼度の高さ、ネームバリューなどなど、人それぞれの優先順位があると思います。
モノを買うときはお金が必要で、お金は実際に紙幣や貨幣とが存在するように有形のものでありますが、本当にモノの価値がわかる方は無形のものを大切にします。
無形とは、先程前述したお金と違って、目に見えないものですが、価値を誘発するものであります。
例えば、I-phoneやI-padなどのアップルの製品が世界で席巻しているのは、その機能性が優れているからではなく、もはや目に見えない無形なもの、例えばアップルを取り巻くストーリーやコンセプトに共感できるなど、何かしらその商品に付随するものに魅力を感じさせるものがあるからです(2017年に500で落札されたダ・ヴィンチの絵画を初め、超高額で落札される絵画などの美術品もそれらに付随する何かしらの無形の価値があるわけですね)。
話を本商品に戻して、本商品は別段機能性に優れているものでもなく、一般的にはただの写本と思われるかもしれません。
しかしながら、本商品は、国宝やユネスコ世界記憶遺産に登録されている東寺百合文書の写本と言う唯一無二な逸品であり、こうした歴史に関わった人物のストーリーや、今までの歴史的な積み重ねを有する、他にはないドラマが詰まったものであります。
言うなれば、本商品は写本として存在する有形でありながら、歴史的な積み重ねなど目に見えない無形なものがたくさん詰まったものです。
無形が有形を生み出すことを考えれば、長期的な視点からして、本商品は面白い投資になりますね(例えば、目に見えない信頼、人間関係や知識などがお金などの有形を生む)。
モノを買う事は自分自身への投資であり、そのサービスへの共感と感謝を示すモノであり、短期的な目先のコストパフォーマンス(値段の安さ)ではなく、長期的な「価値」「思い出」「未知の体験」「ここだけでしか体験できない事/買えないモノ」「購入によって良き変化」に投資した方が最終的には安上がりです。
価格を理由にモノを買うという事は、長い目で見た「価値」ではなく、目先の「価格」に踊らされているだけで、自分に主導権がなく主体的ではないわけです(価値などをすっぽかして価格だけで選ぶのは主体的ではない)。
変に節約するよりも、自分が良いと思ったモノ、運命を感じさせるモノ、すなわち価値を感じさせるモノに出会った時にしっかりと対価を支払った方が自分が主体的に人生を生きている気がしますし、お金を使ったら使ったで、その分いかに稼ぐかと言う発想を持った方が建設的です(お金を使ったら使ったで、もっと稼ごうと前向きに考えるのがよろしいかと)。
モノを買う時、代金を支払って、モノを受け取るものの、消費行動としてはそれで終わりかもしれませんが、お金の流れと言う側面から見てみると、決してこれで終わりではありません。
代金を受け取った業者や個人などが、あなたから受け取った代金を元に自分たちのことだけではなく、長い目で見て世の中が良くなるように設備投資をしたり、良いモノを仕入れたり購入するなど、公にとって何らかの良き行動を起こすわけですから、あなたが代金を支払うこと、別の言い方をすれば、何らかの投資をすることは大きく言えば社会貢献になるわけです。
あなたがお金を使えば使うほど、そのお金が世の中を循環して、世の中が潤うわけですし、それだけ社会貢献することに繋がります。
本商品を購入すれば、先人たちが築き上げた人々の歴史の重みを痛切に感じるでしょうし、本商品がかなり限られた方しか所有していないことから希少価値があるので大変重宝しますし、本商品を眺めるだけでも何かしらあなたの心底に強く訴えかけられて共感を呼び起こし、時にはセンチメンタルな気持ちになったり、はたまたあなたの生活により一層の彩りを見せることは間違いありません。
さらに、本商品を購入することで、誰もが入手できない唯一無二の商品をあなただけが入手することができたという達成感に満ち溢れ、コレクターとしてのあなたの満足度が最高潮に達し、今まで以上に、自信がみなぎって、何事も積極的に人生を謳歌しているあなたに変身していることでしょう(本商品はヤフオクはもとより、世界初出品になります)。
本商品を購入することは、世界中を探し回っても見つからない、唯一無二な、同じものが他に存在しない、一期一会の僥倖(ぎょうこう)となることでしょう。
これだけ珍しいものですから、本商品の価値をよくわかっているあなたに落札していただきたいですし、落札されたあなたは相当お目が高いことは間違いありません。
この歴史的産物は、本来、博物館や史料館(資料館)・美術館で展示されるべき、ハイクオリティなものですし、大切なコレクションとして永続的に保存すべきものです。
本商品のようなものは、歴史的産物として永遠に残すべきものとして、風化せずに、人々の心にいつまでも存在することでしょう。
さらに、文化の伝道者とも言うべき、文化を守っていくと言う志を持ったあなたが所有することを願いますし、文化を永続的に守っていくあなたを祝して、心から応援しますよ(本商品を手にして、本商品を元に情報発信したり、図書館・博物館などの展示スペースを作って展示するのも面白いですね、いわゆる共有(シェア、分かち合い)の精神)。
もしくは、あなた自身がコミュニティを形成しているのであれば、本商品が世界に誇るべき文化遺産として、コミュニティ内で本商品を仲間たちと共有すると(コミュニティ独自のミュージアムを作って、いつでも手に取りやすくするとか)、とても面白いでしょうね(コミュニティを作ると言うことは文化を作ることでもある)。
東寺百合文書に興味ご関心のあるあなた、東寺に興味ご関心のあるあなた、空海(弘法大師)に興味ご関心のあるあなた、歴史的文書に興味ご関心のあるあなた、日本史がお好きなあなた、中世がお好きなあなた、八代国治氏に興味にご関心のあるあなた、東大史料編纂所に興味ご関心のあるあなた、歴史研究されているあなた、歴史教育に携わっているあなた、美術館や博物館・図書館で働いているあなた、美術・古書・古文書・骨董に興味ご関心のあるあなた、稀少な古文書を収集しているコレクターのあなたでしたら、お役に立ちますし、必ずやご満足していただけますし、自信を持ってオススメ致します。
【追伸1】
あなたは何かしらの志を持っているかと思います。
昔と比較して、今現在、インターネットやSNSなどの普及などにより、一個人が何かしらの影響力を持つことが可能な時代になっております。
一個人の発言が、場合によって世界を席巻したり、影響力を及ぼすわけですね。
本商品は、東寺百合文書写本と言う、唯一無二な未だかつて出品されたことのない銘品であります。
こうした歴史的な古文書は、文化遺産として永続的に守るべきものです。
本商品を守るのに相応しいのは、志を持った、日本を、いや、世界を動かすあなたです。
世界でもトップクラスのあなたが持つべきものです。
あなたが、世界を動かす気概を持ち、先頭に立っていくその使命感をお持ちでしたら、落札されることを強くオススメ致します。
本商品を手にした瞬間に、他にはないオーラを感じ、あなたの魂が揺さぶられて、何かしら感じ入るものがあるはずです。
本商品を所有することで、きっとあなたの今後の人生のステージを飛躍的に上げてくれるような出来事に遭遇するでしょうし、本商品「東寺百合文書写本」自身があなたに相応しいステージに引き上げてくれることでしょう(モノや人間は波動を発しておりますし、モノによっては相当強い波動を発するものがあり、本商品はまさにその類)。
本商品を手にできるのは、世界でたった1人、あなただけです。
ところで、約100のお金を所有しているのは、恐らく世界的な大富豪か世界的な美術館・博物館、大企業などに限られていると思います。
約100を出せる方々は、すでにいろんな意味で満たされていて、社会貢献の意識が非常に強いと推察致します。
このように約100の値段設定にしたのは、世界で1つしか存在しない極稀な程の希少レベルと、コレクションとしても最高レベルにあると言う自負があるからです。
さらに世界中の人々に対して展示するものとしても最高レベルにあるからです。
私が出品している約100の商品を所有すれば、コレクターとしてだけの満足に留まらず、さらにはそれをコレクションとして美術館などで世界中の人々に向けて展示することで、喜ばせることができますし、感動を与えることができるわけです。
この約100の商品が落札されることは、単に出品者と落札者と言う取引に留まらず、最終的には、世界中の人々が幸せになる、感動を与えることに繋がります。
本商品のようにこのくらいの金額の商品になると、社会的に影響力があるわけです。
実は、現に私が出品している商品に関して(もちろん金額的に億単位の商品)、某テレビ局から取材依頼が来たこともあるぐらいです(超有名な情報番組からの依頼でしたが、丁重に取材をお断りしました)。
一般人からすれば、この値段設定は高すぎると思うかもしれませんが、私がここまでの値段に設定したのも、本商品に対するリスペクト(敬意)とある種「慈しみ」を強く感じているからであります。
今、「慈しみ」という言葉が出てきましたが、その慈しみに関して釈迦が説法しております。
釈迦は80年で生涯を閉じますが、そのうちの45年もの間、説法をしていたわけです。
こうした説法の中で、「慈しみ」に関する釈迦が説いた、最古とされるお経によると、
「あたかも母が、己(おの)が独(ひと)り子を命を賭(か)けても護(まも)るように、そのように一切の生きとし生けるものどもに対しても、無量の慈しみの意(こころ)を起こすべし。
また全世界に対して無量の慈しみの意(こころ)を起こすべし。
上に、下に、また横に、障害なく恨みなく敵意なき慈しみを行ずべし。」
(『スッタニパータ』より参照)
この釈迦の説法に関する解釈を押し拡げるならば、俗に言う生命体に留まらず、波動を発しているモノ・全て一切に対しても無量の慈しみを持つ必要性を訴えているわけです(全てのモノは波動を発している)。
本商品も単なるモノに過ぎないかもしれませんが、釈迦から言わせれば、それに対しても無量の慈しみを持てと言うことであります。
あなた自身も経験があると思います。
ものすごい高額で手に入れた商品に対して強い思い入れがあって、なかなか手放せない経験を。
リスペクト(敬意)や「慈しみ」が強烈なほどに安い値段では売りたくないと思うのが自然だと思います。
こうした意味で、商品に対するリスペクト(敬意)や「慈しみ」が強ければ強いほど、値段設定も高額になります。
それだけ本商品に対する思い入れが強いと言うわけです。
正直、本商品が落札されなくても構わないと思っております。
本商品の価値をわかってくださるあなただけが落札してくだされば、大満足です。
モノの価値をきちんと見極められるあなたでしたら、私が考えていることをご理解できるはずです。
私は単なるコレクターですが、本商品に関して世界最高峰だと自負しております。
これを世界的なオークションであるサザビーズやクリスティーズに出品しても良いと考えています。
私は色々なものを所有しておりますが、世界にただ一つしかない価値あるモノを出品したい気持ちが強烈にあって、他の出品者と同じことをしても全く意味がないと思っています。
自分にしかできない出品をして、落札してくださった、志のあるあなたを満足させて喜ばせたい。
その一心で文章を書いて、出品をしております。
正直言って、自分のコレクションを出品するのが楽しくて仕方ないんですね。
ものすごく価値があるにもかかわらず、埋もれた名品がたくさんあるんですよね。
こうした逸品を出品するのが楽しくて楽しくて仕方ないんですね。
自分が単に埋もれた価値あるものを紹介・提供するのが大好きなんですね。
どんなに誹謗中傷があろうが、出品し続けるだろうし、それだけ売れる自信があるんですね。
世界最高峰のモノを出品しているわけなので、こちらとしても数々の困難を乗り越えた百戦錬磨の、志を持った世界を動かすあなたに落札していただきたい。
そして、あなたが本商品を手にして笑顔になっている姿を目の当たりにしながら筆を置きます。
最後まで読んでくださり誠にありがとうございました。
心より感謝致します。
あなたの幸運を心からお祈り致します。
ー謹白ー
【追伸2】
頑張っていれば、いつしか願いは叶う、願い続ければ夢はきっと叶う、そんなことを思っている方が大半かもしれません。
けれども、それらは幻想であることにお気づきでしょう。
願うだけでは決して世界は変わらないし、夢は叶わない。
大抵、努力は報われなかったり、夢が叶わないことは重々ご承知でしょうし、そんなこと、現実世界ではよくあることです。
けれども、そうした経験はあくまでも出発点であり、ここからが勝負です。
恋愛や仕事、その他諸々のことにおいて、失敗することがほとんどであり、新しいことに挑戦すれば、必ず壁に直面する。
時には、そんな自分にもどかしさを感じることもあるでしょう。
でも、だからこそ、寝る間、食事を惜しんで何回もチャレンジする。
ここで胸に手を当てて、考えて欲しいのです。
日頃からちゃんと現実に向き合っているのか、場当たり的に行動していないのかを。
自分が信じている道を貫き通しているのかを。
あなたが求めている道は険しく、果てしなくきつい道のりでしょう。
しかしながら、自分の夢を現実化するのは、他者ではなく他ならぬあなたであり、紛れもなく自分にしか実現できない。
たとえ様々な失敗を繰り返していたとしても、昨日よりも今日、今日よりも明日と言うように、日々、少しづつでも良いから成長するしかない。
自分を乗り越えるしかない。
こうした日々成長していく、世界を変えていく原動力は、他ならぬあなたの熱意しかありません。
あなたの熱意こそが世界を変えるのです。
そんな熱意を持ったあなたとお取引をしたいです。
お取引が出来ることを心より楽しみにしております。
【追伸3】
ここまで読んでこられたあなたには、深く感謝致します。
ありがとうございます。
閑話休題。
2020年10月8日の【香港AFP=時事】時事通信の配信で面白い記事がありました。
それによると、香港警察は10月7日、先月盗難被害にあった、推定300以上の価値があるとされる毛沢東自筆の詩の巻物1点が見つかったと発表しました。
ただし巻物は半分に切られていたと言います(毛沢東の自筆の詩の巻物の価値は、推定で3億ドル(約320)だそうです)。
さらに、窃盗犯は、この毛沢東自筆の詩の巻物を売りさばき、この幅2.8メートルの書は500香港ドル()で売買されていたらしいです。
要は、毛沢東の自筆の詩の巻物の価値が320だということです。
オークション史上最も高額で取引されたのは,恐らく2017年に落札されたレオナルド・ダ・ヴィンチの作品(500)だと思いますが、価値がわかる人には、こうした値段でも喜んで買ってしまうんですね。
アマゾンの創立者のベゾス氏は資産が20兆以上と言われております。
ただ、ある方からお聞きした話で、ほとんど知られていないのですが、ユダヤ人の大富豪で100兆を所有している方がいるらしいのです(公にされていない話です)。
こうした大富豪の話を聞くと、彼らからすれば、320だろうが、500だろうが、そのような値段は大した金額に思えないわけです。
ヤフオクでは、設定金額の上限があり、999999が上限なのです。
世界的なオークション市場からすれば、中途半端な金額です。
海外では100以上のものは割と頻繁に取引されておりますし、それほど驚くことではありません。
本商品も、ヤフオクの上限に限りなく近い値段で出品しておりますが、稀少性や価値、今後も全く見つからない可能性があることを考えると、それほど驚くような値段ではありません。
上記でご紹介した毛沢東やレオナルド・ダ・ヴィンチの作品に比べれば、かなり安い値段です。
様々なジャンルがあって、単純に比較はできないのですが、ここ最近、書本よりも紙物が流行っているらしく、相場もドンドン上がっているのです。
スポーツのルールブックや歴史的なイベントの紙物や文書・古地図なども軒並み単位で取引されているわけです。
海外ではこうしたことは当たり前です。
モノの価値がわからないために、恐ろしいほどに安い値段で価値あるものを売ってしまう日本人が多く、外国人からすれば、こうしたことは軽蔑の対象です。
日本の土地や素晴らしいものが、経済力のある外国人に買い占められて、しまいには良いものが日本から消える可能性もあります。
日本はあまりにも物価が安いので、外国人のバイヤーがこぞって日本にやって来て、実際に大量に買われています。
ここで一例をあげましょう。
実は、以前、皇居の瓦をヤフオクで出品したことがあります。
皇居の瓦はいくつか所有していて、そのうちの2品をそれぞれで出品しました。
私からすればだいぶ安い値段ですが。
落札してくださったのは、どちらとも同じ外国人でした。
名前からして欧米のコレクターだと思います。
その外国人は、モノの本質を見極めて、価値があると思って、喜んで落札したんですよ(面白い商品説明だったので落札されたと思いますし、そのコレクターは日本語が非常にお上手です)。
値段だけで落札しているわけではありません。
皇居の瓦は、美術品として価値があると思いますが、ヤフオクでは恐ろしいほどに安い値段で取引されております。
私が出品した商品の値段はですから、ヤフオクの相場からしたら相当高いわけです。
それでも売れるんですよ(オークファンなどの相場サイトだけで判断すべきではありません)。
真のコレクターは、本当に価値があると思ったら、どんどん買っていくんですよ(落札された外国人からすればの皇居の瓦は安く感じていると思います)。
ほとんどの方は、過去の相場を見て、商品の価値よりも値段でしか判断していませんね。
大半の方は、商品が持つ潜在的な価値や本来の相場ではなく、自分の身の丈(自分が出せる金額と言う意味)と合致しているかどうかだけで判断していて、とにかく自分が出せる範囲で「安い」ものを求めていますね。
本来あるべき価値判断ができないばかりに、最終的に自分の首を締めることになると思います(日本にある良きものが外国人に買い占められて、良いものがドンドンなくなって、おまけに土地も買い占められて外国人の勢力が強くなる、実際に水面下で外国人に買い占められている)。
日本の人口は、約1億2000万人ですが、個人金融資産は約1800だと言われております。
そのうちの約930が現預金で、さらにそのうちの約43がタンス預金らしいです。
それらは実際に金庫ではなく、本当にタンスやツボなどにお金が入っていることが多いらしいです。
さらに、2018年10月に発表された「2018年 グローバル・ウェルネス・レポート」では、日本において100万ドル(約1)以上の資産を持つ富裕層は280万人で、これは1位のアメリカ、2位中国に次ぐ世界3位と記されています。
日本には、10以上の資産を有する層は3万人います。
世界の経済誌『フォーブス』が資産10億ドル以上(約1100)の超ハイパー富裕層(ビリオネア)を発表しておりますが(世界で1800人)、ビリオネアの日本人が24人いるらしいです。
日本人の個人金融資産は世界でもトップクラスですし、お金が全くないわけではない。
お金があるにもかかわらず、使わない。
それは、将来に対する不安があるからです。
不安があれば、お金を使いたがらないわけです。
もちろん、ある程度の金銭の蓄えは大切かもしれませんが、前述したように、お金を使えば使うほど、世の中にそれらが循環して、活気が出てきます。
本来は、お金をたくさん所有している人間が、どんどんお金を使うべきなんです。
そうすれば、お店などの売り上げが上がって、それに伴って税収も上がるし、社会にもいろいろと還元されますし、お金を使う行為は、長い目で見れば世の中を巡り巡るわけです。
そうです、循環していくんです。
あなたのおこなった行為って、実はいろいろなことと繋がっているんですよ。
その行為が単発的なものであっても、良きことであれば、様々な方が恩恵を受けるし、逆に悪いことであれば、様々な方が被害を被るわけです。
「ノブレス・オブリージュ」(仏語;noblesse oblige )と言う言葉を聞いたことがあると思います。
直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には義務が伴うことを指します。
この言葉は、「高い身分にはそれ相応の義務が伴う」というような翻訳が当てられることが多く、「高い身分」と言うのは、この世の中において、「身分が高いもの」と言うよりは「お金をたくさん所有している者」、「成功した者」と言う意味合いが強いわけです。
特に欧米において、金持ちや資本家は、私財を投じて慈善活動を行うことが要請され、それを行わなければ大実業家と認められない風潮が作り出された傾向が強く、こうした考え方が企業慈善活動へと発展したわけです。
例えば、アメリカにおける慈善活動の担い手は主に個人であるのに対して、日本における慈善活動の担い手は企業であります。
企業と個人の寄付金支出比は、日本では 95:5 と言うように企業に寄付文化が根付いているのに対し、アメリカでは 6:94 と言うように、個人に寄付文化が根付いています。
さて、本商品を落札できるのは、相当な財力を所有する大富豪や企業などに限定されます。
本商品を落札されたあなたは、世界中のほとんどの人間がなし得ないことをなし得て大成功を収めた、選ばれた人間です。
前述したように、「ノブレス・オブリージュ」の如く、成功者はそれ相応の義務が生じます。
寄付などの慈善活動も社会貢献の一環でありましょう。
大富豪などを含めた富裕層は、商品に安さを微塵に求めていないですし、価値があって高価で確かなもの、そして永続的にコレクションとして相応しいものを求めているわけです(投資的な価値も考慮に入れるでしょうけどね)。
本商品は、こうした富裕層が求めている、世界に一つしかないような、今後巡り合えないレベルの商品です。
本商品を落札したとして、もちろん個人で楽しむのはもちろんこと、自分が所有する美術館や博物館などで展示するなど、様々なニーズがあることでしょう。
従来は個人の所有物であった家や車などが最近ではシェアされたり、世の中の動きも加速的に変化しております。
本商品を含めた古書や文書、美術品、骨董品などのコレクションをするのにも、維持するのにもそれ相応のお金がかかります。
本商品を落札された選ばれしあなたは、唯一無二なものを手に入れた文化の伝承者であり、「ノブレス・オブリージュ」の如く、成功者としての義務が生じます(本商品は世界中に広めるに相応しい商品です)。
継承した文化を維持するのはもちろんこと、美術館や博物館などで展示するのはもとより、SNSやYouTubeなどの情報媒体で、その文化の素晴らしさを広める役割を担われるわけです。
選民思想(メシア意識)を批判する方もいらっしゃいますが、落札されたあなたは間違いなく選ばれた人間であり、唯一無二な存在です。
先程、モノのシェア(共有)の話をしましたが、あなたが何らかの手段で文化を伝えることは、広い意味でシェア、人々と共有することになります。
西洋占星術の世界において、近いうちに、250年ぶりにパラダイムシフトが起こると言われております。
地の時代から風の時代へと移行するわけです。
今までの地の時代は、どれだけ土地やお金を所有しているのか、どのくらい安定した豊かな生活が送れるのかが、大切な価値観とされておりました。
いわゆる形あるモノが重要な意味を持ち、所有することに価値があったわけです(広い意味で学歴や職歴、資格なども形になるものですね)。
しかし、近いうちに訪れる風の時代は、一か所に固まって、増えていくものではなく、自由にあらゆるところに、流れていく傾向があります。
そして、従来の極端にまで、お金、富、土地が、ほんの一握りの人が所有しているようなアンバランスな状況が崩れて、もっとフラットに、平等に分散していくことになります(形あるものが重視されなくなる)。
前述したシェア、共有というのは、まさに風の時代の象徴です。
話が長くなりましたが、大富豪を含めた成功者のあなたの役割も、時代によって変わってきます。
確実に時代は変化しており、あなたの意識も変わざるを得ない状況になっております。
ピーター・ドラッカーが「我々が直面する最大の課題は、機会の平等を諦めること無く、無数の人たちに位置と役割を与えることである」と言う面白いことをおっしゃっていて、このことは、まさにこれから訪れようとしている風の時代の象徴であり、ピーター・ドラッカーの卓見だと思います。
成功者のあなたが本商品を落札することで、どれだけの人々が笑顔になって、喜んでくれるか、あなたはあなただけではなく、あなたの背後に無数の人々の力強い存在と後押しがあります。
あなたが本商品を落札するのを思い悩むのではなく、即断即決で落札することが明るい未来の道へと続くわけです。
私が今まで書いてきた文章に共感したあなたの落札をお待ちしております。
【本商品の大きさ】
縦;約25.0cm、横;約17.0cm、厚さ;約1.8cm
【本商品の状態】
本商品は、右側が紐で縛られている線装本になります。
本商品は表紙・裏表紙を除いて91丁からなります。
経年による劣化により、表紙・裏表紙にキズ、スレ、汚れ・シミ、シワ、ヤケ、折れ、角折れ、ヨレ、破れ、破損、虫穴があり、かなり経年感があります。
表紙に黒毛筆で「東寺百合文書 ユ之部三十五号 四」「文永二年惣田数帳」で記載され、その脇に「大田文」と言うように朱筆書き入れが施されております。
背表紙にわずかな朱筆の書き入れがあります。
裏表紙左下に朱筆による花押があります。
紙が多少ヤケております。
中身に関して、全体を通じて、汚れ・シミがあり、多少の破れ、また、大きな虫穴(破損)がいくつもあり、その虫穴(破損)により文字が欠落している部分が32丁分ありますが(全体は91丁、文字が欠落している部分は全体の約3分の1程度(32丁分)、文字が欠落と言っても、欠落部分はそれぞれのページにおいてわずかであり、欠落部分は主に端部分)、まだまだお読みになれますし、コレクションとしても十分にお楽しみいただけます。
ノーリターン・ノークレームでお願い致します。
なお、評価内容の悪い方のご入札をお断り致します。
評価内容の悪い方のご入札はためらわず「入札取消し」をします。
もし、新規の方で落札される意思がある方(落札から3日以内にご連絡が出来て、落札から1週間以内に代金の振込が出来る方)は、質問欄から記入(落札する意思があること)をお願い致します。
新規の方で何のご連絡もなくご入札された場合はためらわず「入札取消し」をします。
中途半端なものを安くたくさん買うのか、それとも一期一会と言われるほど超高額で一生モノと言われる高級品を買うのかでは、自分が置かれているステージが全く別次元であることはご理解いただけると思います。
あなたが新たに高いステージに歩みたい時、高い次元にいる自分に変身したいならば、本商品をご購入されることを自信を持っておススメ致します。
本商品をご購入することで、自分が今までとは全く違うと実感できるでしょうし(別次元の高いステージに到達しているということ)、あなたが高い次元にいる自分にふさわしいように弛まない(たゆまない)努力をすることになるでしょう。
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高額商品のため、ゆうパックでお送り致します。
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