『【保存刀剣】豪快な大切先☆南北朝期の相伝備前を思わせる大太刀! 二尺五寸強大磨上げ無銘(伝兼長)日刀保極め(高田統景)』はセカイモンで282b8418から出品され、460の入札を集めて12月26日 16時 52分に、58520円で落札されました。即決価格は58520円でした。決済方法はに対応。大分県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
武具 刀 江坂義國作 66.6cm 互の目 白鞘 日本刀 刀剣 骨董品 古美術品 3472tbcy
¥ 58520
【深和】京都・石川家伝来◆肥前国住人吉貞 脇差 銘「寛永□年二月吉日」合口拵添 (京都60794号令和5年3月16日)
¥ 66050
【縁】居合刀 二尺三寸五分 無銘 刃中地景さかん 匂い出来よく、切れ味最良!時代抜刀拵入り 居合道 抜刀術 d-729
¥ 66000
【返品可】覇気を漂わせる豪壮平造り大刀 身幅33.8 兼法 保存刀剣合格済 上出来 所有に悦 刃渡68.8 反り1.0
¥ 66000
美品 名刀 伝:高橋長信 豪壮刀 無銘 刃長72.2cm 豪刀 樋入り 拵・白鞘付 全長118㎝
¥ 67320
◎兼則 保存刀剣 長さ・52.5cm(白鞘入)
¥ 51409
◎大切先脇差 加州住藤原信友 保存会鑑定書付 長さ・43.2cm(白鞘入)
¥ 51409
美濃千手院 研磨済 白鞘込み
¥ 60260
過去一最高傑作拵え入 青貝螺鈿細工盛上げ雲龍図、裏金蒔絵唐草文 総螺鈿被せ 薙刀【出羽守藤原國保作】極上美刃紋 名家所蔵品[411102eep]
¥ 60260
「 大名家・大・小 揃い拵え 」呂鞘に見事な下り蒔絵下がり藤の家紋散らし・大小縁金具・大小鍔・見事な在銘品
¥ 60260
三池住四郎国安 平成元年七月吉日作 刀
¥ 66810
伊勢桑名の千子村正派「表裏揃いの焼幅広く大どかな湾れ刃」大切先、冠落しの「長巻直し造り」
¥ 60260
【刀】_長さ:71.2_反り:1.1_目くぎ穴:一個_銘文:無名_公布:令和参年拾壱月拾九日_宮城県教育委員会
¥ 57200
特別貴重刀剣 脇差 『昌冨』 一尺五寸四分 大切っ先 華やかな腰開互の目・濤乱刃!白鞘[571qwu]
¥ 50700
▽無銘 日本刀 長さ 二尺一寸五分 約67cm / 反り 四分二厘 約1.2cm▽001205
¥ 66300
◆◇【葵】新刀最上作!『津田越前守助広/延宝九年八月日』身幅広く重ね厚き健全傑作刀!寒山先生鞘書◇◆
¥ 59800
日本刀 現代刀 濃州住兼正作之(岐阜県重要無形文化財指定刀匠)二尺一寸六分 銘あり
¥ 57200
大名道具 槍 無銘 日本刀剣美術刀剣認定
¥ 59800
460 入札履歴
終了
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刃長 二尺五寸強(75.8) 元重 二分三厘(0.7)
反り 六分(1.8) 先重 一分七厘(0.5)
元幅 一寸六厘(3.2) 鋒長 一寸六分五厘(5.0)
先幅 七分九厘(2.4) 茎長 六寸五分(19.8)
目釘穴 四個 素銅一重太刀ハバキ
鎬造り。体配は大磨上げ二尺五寸超えの豪刀で、反り浅目の庵棟。身幅しっかりと広く、重ね尋常、元と先の幅差が殆どつかず、中鋒の延びた南北朝の体配であり、地鉄は板目肌がよく錬れて僅かに映り立ち、刃文は丁子乱れに互ノ目交り足・葉よく入り飛び焼交り、帽子は乱れ込んでやや深めに返り、最上研磨がかかりヒケ一つない無疵健全で保存状態の良い太刀。太刀古ハバキが付き大磨上茎には表裏より責めた擦り鉢状の目釘孔で時代の古さが分かる時代茎。大磨上げ前は三尺に及ぶほどの体配であったと思われ、古くより備前長船長義一派の兼長として伝えられてきた逸品。910g
兼長は長船長義の門人で、現存する在銘作は極めて少ないものだが、同作中に重要美術品認定の貞治五年紀の脇差があり、皆焼風の作柄を示している。この他に重要刀剣指定の至徳四年、及び特別重要刀剣指定の嘉慶二年紀の各短刀があり、この二振りは前者以上に沸が強く、地刃の働きも豊富で長義の作風に近似しているが、それ以上に相州伝が強調された出来口を示している点が注目される。
今回、日本美術刀剣保存協会では本刀を高田統景と極めた。高田統景は古刀新刀の境に活躍した、豊後国の大名大友氏に仕えた高田物を代表する刀工で、戦国大名大友義統より一字を賜り統景と名乗り、新刀高田の祖と呼ばれ、業物としても知られる名工。
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、南北朝時代は豊後高田(現在の大分市内で大分郡高田村)を中心として栄えた一派で、建武頃の筑前左文字の門人『友行』を始祖としている。
戦国時代の同派は豊後国の大友宗隣のお抱え工となり、また九州各地の豪族達の需めに応じて美濃国の関鍛冶や備前国の長船鍛冶に匹敵する繁盛をした。作風は備前・相州に私淑した物や、美濃伝風の三本杉尖り互の目、山城風の腰反り付いた姿の良い作に直刃を焼くなど広範囲で、直刃は刃中に針で突いた様なと形容される葉の働きが特徴的で、新刀期に入ると高田を中心として豊前小倉や豊後中津などで鞴を構えて鍛刀している。
本刀はあまりにも健全な形を保っているために統景の作と鑑せられが、体配、地刃ともに古調な雰囲気を漂わせ、兼長の鑑も捨てがたい名品。手に取って鑑定してみてください。最終決定者はあなたです。